2月から3月は、いちじくシーズン開幕期!いろいろと動き出しますよ~
ここでしか見られない組み合わせ、雪といちじく

生食用の流通が一般的ないちじく。愛知県や福岡県など比較的温暖な西日本での栽培が多く、雪といちじくのイメージはかけ離れているかもしれません。
勘六商店の位置する秋田県にかほ市大竹集落は、県内でも最南端に位置し比較的温暖な地域ですが、それなりに積雪もあります。雪に覆われたいちじく畑は、なんとも幻想的な風景です。
生産者集合!大竹集落の春


3月に入り雪が溶けたころに行われるのが、剪定講習会。地域振興局 果樹担当の指導の下、生産者を対象に行われます。高齢の生産者でも手の届くよう低い位置に実をつけさせるべく、活かす枝を見極め剪定していきます。




剪定後のいちじくの枝は挿し木に活用!


剪定で切り落とされた枝は、挿し木して苗木にします。芽が出てくる部分を1~2節ほど残して切り分け(根が出る断面広くなるよう斜めにカット)、切り口を平らにします。
※動画ではハウス栽培を前提としているため2節残しています。
その後は土に挿して水をやり、先に根をたくさん出させます。そして、ようやく平均的な気温が15℃を越え、暖かくなる5月中旬くらいには新芽が出始めます。


ここ1~2年は、夏の猛暑でほぼ半分の木が死んでしまったという生産者も少なくありませんでした。たくさんの苗木を大きく育て、畑に植え替える生産者も見られました。
そうだ!一緒にいちじくの苗木を育てませんか?


勘六商店は、新たにいちじく栽培する方を応援します!毎年2~3月に、いちじくお楽しみBOX(苗木入り)企画を実施しております。寒冷地向けの品種なので、東北・北海道にお住まいの方も栽培できます(外気温が15℃を越えるまでは室内がおすすめ)。暖かければ、大きめの鉢植えでベランダ栽培も可能です。


いちじくの苗木 育て方












用意するもの
・植え替え用の容器(排水できる穴のあいたもの)
・園芸用の土
苗木が届いたら
室内(15℃以上を保てる場所)にそのまま置いてください。水は土が乾いたら少量与えてください(やり過ぎると根腐れするので注意)。
芽が出てきたら
窓際やベランダなど、太陽光が当たる場所がおすすめです。水は土が乾いたら少量与えてください(やり過ぎると根腐れするので注意)。
葉が出てきたら
土が乾かないように水を少しずつ何度も与えてください(植え替えは、葉が3~4枚出てきてから)。
秋田県にかほ市で生育した場合
- 3月(5.2℃):苗木をビニールポットでお届け(ポットのまま適度に水やりをし、根を生やす)
 - 4月(10.0℃):新芽が出て葉が3~4枚ついたら、直径20cmくらいの鉢へ植え替え(以降はこまめな水やりが必要)
 - 5月(15.1℃):新芽が伸び、さらに葉がたくさんつく
 - 6月(19.3℃):葉の根元にいちじく(秋果)の赤ちゃんができる
 - 7~8月(23.3~25.1℃):実が大きくなる
 - 9月(21.5℃):収穫
 
※カッコ内は気象庁データから引用した平均気温
秋果収穫の品種です(5月頃につく夏果は摘果します)。1枚の葉に1つの実がつくので、上手くいけば一年目から1~2粒収穫できます。
いちじくお楽しみBOX ご注文はこちら


【栽培応援企画】いちじくお楽しみBOX
・いちじく(ホワイトゼノア)の苗木×2本
・いちじく加工品(いちじく甘露煮・いちじくジャム・ドライいちじくなど内容おまかせ/在庫状況により異なります)


















