一年を通して、大竹のいちじく畑をドローン撮影してみました!四季を通じて変化するいちじく畑の様子を動画とともにご覧ください。
春のいちじく畑
当地にかほ市は、秋田県内で最も早く春が来るといわれています。まだ葉もつかず枝のみの姿は少し寂しげですね。木が冬眠中のこの時期に枝の剪定を行い、今後の成長を手助けします。撒かれた堆肥から栄養をもらい、新芽を出す準備をしています。
夏のいちじく畑
春の撮影からわずか2ヶ月でだいぶ景色が変わりました。剪定の成果で枝が20~30cmほど伸び、たくさんの葉をつけています。今度は余分な芽を採る「摘芯(てきしん)」作業を行います。いちじくの天敵であるカミキリムシの成虫も頻繁に出没し、駆除作業に追われます。
秋のいちじく畑
いよいよ収穫期を迎えたいちじく畑。生産者さんの朝は早く、鳥に食べられないうちに、また日が昇り暑くなる前に収穫していきます。近くで見てみると、一枚の葉にひとつの実がなっているのがわかります。ここでサイズ毎に収穫されたいちじくが勘六商店へと搬入されます。
冬のいちじく畑
雪が積もり、再び寂しげな様相となったいちじく畑。雪景色といちじく畑のコントラストは、北限の地ならではの光景です。ところどころにウサギやキツネの足跡も見られます。餌の少ないこの時期に低い位置にある枝をかじられるのを防ぐため、ビニールを巻いて保護しています。雪が解ける3月頃、再び剪定作業が始まります。
一年を通していちじく畑の様子をお届けしました!今年も豊作になりますように。