収穫期のいちじく入荷風景を動画でご紹介!
10月のいちじく入荷風景動画です。収穫期は例年9月下旬~10月下旬。加工用で固めなのが秋田のいちじくの特長!サイズや熟度別に分けられ、弊店の加工場で加工されたり、全国へ出荷されたりします。生産者さんの生の秋田弁とともに、ぜひご覧ください。
いちじく加工品 新パッケージ発売!


2022年1月より、いちじく加工品のパッケージをリニューアルしました!レトロパッケージのカラーを引き継いだ山吹色が昔ながら(砂糖・水あめのみ)のいちじく甘露煮、ピンク色が赤ワイン仕立てです。その他、ジャムやドライいちじくなども揃いのパッケージとなっております。


箱パッケージは組み合わせてギフトにできます。ちょっとした手土産におすすめです♪
【メディア出演情報】NHKあさイチにて紹介されました!


NHKあさイチの中継コーナー、2つの場所の「いまだけ、ここだけ」をリレーでわたす中継「いまココリレー」。コーナーの前半は、秋田県にかほ市の佐藤勘六商店加工場より全国へ生中継されました。


間もなく収穫を迎えようとするいちじく畑の風景や秋田の伝統保存食である「いちじく甘露煮」の製造現場を映して頂き、これまで伝えられてきた伝統製法のポイントやふっくら仕上げるコツなどをお伝えしました。


また、商品開発の例として、砂糖と水飴のみで仕込んだプレーンタイプのいちじく甘露煮の他に、赤ワインエキスを使って仕込んだ「いちじく甘露煮 ワイン仕立て」もご紹介。


スタジオにも試食をご用意し、当日のゲスト益若つばささんやドランクドラゴン鈴木さんに実際に食べて頂きました。お二人とも「甘すぎずさっぱりして食べやすい」とご好評を頂きました。
秋田で栽培されるいちじく「ホワイトゼノア」とは?


一口にいちじくと言っても、そこには様々な品種があるのをご存知でしょうか。国内で広く知られる品種として、桝井ドーフィンや蓬莱柿などがあります。これらの品種と、弊店で取り扱っているホワイトゼノアを比較してみましょう。


大ぶりで、熟すと全体的に赤紫になる桝井ドーフィンは、明治時代にアメリカから持ち込まれた品種です。一方、蓬莱柿は古く中国から伝わり、外来種と区別するために「和いちじく」とも呼ばれます。桝井ドーフィンに比べると小ぶりで色づきは薄く、甘みの中に酸味があります。


弊店の位置する秋田県にかほ市で栽培されるのは上の二つとは全く異なるホワイトゼノアという品種です。大きさはやや小ぶりでたまご型。熟しても実の先端は緑のままですが、中身はしっかりピンクの果肉が顔を覗かせます。


やや繊維質が強く、 ねっとりとしたクリーム状の甘さが特徴ですが、足が早いため生で食す文化がありませんでした。そのためこの地には、熟す前の固い実を収穫し、保存食を作るという意図も含め「いちじくを煮て食べる」という文化が根付いてきたのです。
「大竹いちじく」を通して、生産者と消費者をつなぐ


商業栽培の地としては日本最北端に位置する、秋田県にかほ市大竹集落。流通する県内産いちじくの約9割を約40戸の生産者が栽培しています。


栽培するのは、冷害に強く加工に適した品種「ホワイトゼノア」。国内で広く知られる生食用の品種「蓬莱柿」「桝井ドーフィン」などとは異なり、熟しても鮮やかなグリーンを保つフランス原産の品種です。小ぶりながら、クリームのような密な甘みのいちじくを「大竹いちじく」として、集落を上げて栽培しています。


勘六商店は、この大竹いちじくを無添加にこだわった製品へと加工し、皆さまにお届けします。