暖かくなり、新芽が出てきたいちじくの木々。ぐんぐん枝を伸ばして…と思いきやもう実がついている!?5月のいちじく畑の様子をお届けします。
5月のいちじくの様子を見てみよう

3月の剪定では、ある程度枝を伸ばす方向を定めて大胆に切り落としました。殺風景だったいちじく畑の木々も、4月下旬には次々と新芽を出し、色鮮やかになってきました。




いちじく畑を歩いていると、出たばかりの新芽や日光を浴びてどんどん伸びている枝がありました。葉もこどもの手のひらほどの大きさです。この時期、新芽の成長とともに大きくなるのが夏果です。
夏果・秋果とは?いちじくは2回収穫できる果物


いちじくは夏(7~8月)に収穫する「夏果」と秋(9~10月)に収穫する「秋果」があり、品種によって違いがあります。
- 夏秋兼用種:夏と秋の2回収穫できる(桝井ドーフィン・ホワイトゼノアなど多数)
- 夏果専用種:夏にのみ収穫できる(キング・ビオレドーフィンなど)
- 秋果専用種:秋にのみ収穫できる(蓬莱柿・シュガーなど)
秋に収穫されるイメージが強いいちじくですが、国内で広く栽培される桝井ドーフィン種や、秋田県にかほ市で栽培されている大竹いちじく(ホワイトゼノア種)は実は夏秋兼用種にあたります。
夏秋兼用種でも夏果は収穫しない


夏にも秋にも収穫できるなら長い期間食べられてお得♪そう思う方も多いと思いますが、品種の特性上実をつけるだけであって、収穫を行うとは限りません。実際に商業栽培の北限の地にかほ市大竹では夏秋兼用種であるホワイトゼノアを栽培していますが、夏果は収穫していません。このような理由が挙げられます。
- 秋に安定した収穫(量・品質面)を行うため
- 地域特性上、秋=いちじく=甘露煮という食文化が根付いているため
- 高齢者が多く、夏の収穫作業が困難なため
- 夏果・秋果で剪定方法や時期が変わるため
生産者の話では、夏果を生やしたままにしておくと、本来枝に行く分の栄養が夏果に取られてしまうとのこと。安定した品質や収量を考えた結果のようです。
木くずに要注意!天敵カミキリムシとのたたかい


暖かくなり、虫たちの活動も活発になるこの時期。いちじくの幹に木くずがついていたら要注意!中にカミキリムシの幼虫がいる可能性大です。いちじくの天敵であるカミキリムシは、幹をかじり中に卵を産みます。孵化した幼虫は木の中を食い荒らしスカスカにしてしまいます。最悪の場合木が枯れることもあります。


柔らかくなった樹皮を剥ぐとやはりカミキリムシの幼虫が出てきました。こうした害虫は見つけ次第すばやく駆除します。天敵とのたたかいはイタチごっこ…剪定や収穫よりも大変な作業かもしれません。
年中食べられる勘六商店のフローズンいちじく
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