プレミアムな完熟いちじくをお取り寄せ!秋田県にかほ市産の生いちじく

いちじく商業栽培北限の地、秋田県にかほ市。古くからいちじくを甘露煮にする文化が根強く残る秋田ですが、ここ数年で生食用の完熟いちじくが流通しています。秋田のいちじくって?どこでお取り寄せできるの?まとめてみました。

秋田県にかほ市特産のいちじく「ホワイトゼノア」

秋田県にかほ市産いちじくホワイトゼノア
秋田県にかほ市産いちじく「ホワイトゼノア」

いちじくの主な生産地といえば、愛知県(桝井ドーフィンやサマーレッド)、島年県(蓬莱柿)、福岡県(とよみつひめ)など西日本の温かい地域を想像します。市場に出回るいちじくも赤や黒の大ぶりのものが主流ですよね。

大ぶりで皮も実も赤い西日本のいちじく

しかし、秋田のいちじくは緑色!ホワイトゼノアという品種です。秋田県県南沿岸部~山形県庄内地方~新潟県の一部では、いちじくを甘く煮る甘露煮文化が根付いており、今でも時期になると「いぢじぐ煮ねばね(=いちじくを煮ないと)」と直売所はいちじくを求める人でいっぱいになります。

小ぶりで皮は緑の秋田のいちじく

甘露煮に適した品種「ホワイトゼノア」は一般的ないちじくに比べて繊維質が強く、煮崩れないのが特徴。また、外見も緑色で固いまま収穫します(熟してもほんの少し先が赤く色づく程度)。この固い実を砂糖や水あめで煮て、琥珀色の珠のような甘露煮に仕上げるのです。

いちじく甘露煮商品画像

受け継がれる伝統製法

2019-02-25

「いちじくいち」で生食いちじくの美味しさに気づいた秋田県民

いちじくいち 飲食ブースの様子(2018.10.06~07開催)

そんな甘露煮文化が根付いている秋田県民に生食いちじくの美味しさを気づかせたのが、2016~2020年に開催されたマルシェイベント「いちじくいち」。廃校になった小学校を会場に、朝採りいちじくの販売や甘露煮づくりワークショップ、飲食店・雑貨屋の出店やライブイベントなどが企画され、5000人もの集客を記録しました。

【現在は終了】いちじくが主役のフェス開催!「いちじくいち」に出かけよう

2019-09-21
完熟いちじくと甘露煮の食べ比べ
完熟いちじくと甘露煮の食べ比べ

広々とした体育館の飲食スペースの目玉は、いちじくの食べ比べ。完熟いちじくといちじく甘露煮が盛り付けられ、多くの秋田県民がいちじくいちで初めて完熟いちじくを食べたことでしょう。これまで流通の都合上、農家でしか食べられなかった完熟いちじく。いちじくいち開催以降は、食べたいという県内外の方の声を受け、勘六商店では、安定した収量と販路を確保すべく整備してきました。

樹の上でギリギリまで熟したいちじく

完熟用に防鳥ネットをかけたいちじく畑

ジューシーで大味な西日本のいちじくとは異なり、ねっとりとクリーミーな秋田のいちじく。皮は緑でも中身はしっかりピンク色。そのコントラストも美しいです。はちきれんばかりに熟したいちじくの収穫は、鳥や獣との勝負。特別にネットをかけて、完熟用に樹の上でギリギリまで熟させます。

化粧箱やリーフレットも準備しました。また、ご自宅用には多少の皮むけやキズものを含めた簡易的なパック詰めをご用意。9月上旬から通販サイトで販売予定です。

勘六商店通販サイトからプレミアム完熟いちじくをお取り寄せ!

化粧箱入り ご贈答用完熟いちじく

完熟いちじくの収穫時期は9月上旬~10月上旬。加工用の固いいちじくに対して早めの収穫です(寒くなると熟しにくくなるため)。勘六商店の通販サイトでは、化粧箱入りのご贈答用12粒と、ご自宅用パック詰め1kgをご用意しております。いずれも収量はあまり多くないため、天気や熟し具合を見ながら数件ずつご予約を取っております。

【朝採り即日発送】いちじく屋さんの完熟いちじく【ご自宅用/パック詰め】

秋田県にかほ市産 約1kg

【朝採り即日発送】いちじく屋さんの完熟いちじく【ご贈答用/化粧箱入り】

秋田県にかほ市産 12粒

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